燃料サーチャージと税金を事前に把握

燃料サーチャージと税金を事前に把握

燃料サーチャージと税金に関して、特典航空券では事前に把握することは難しいと思います。

それを事前に調べる方法があります。

航空券の税金や手数料は何ですか?

マイルで予約した特典航空券にかかる税金や手数料は発券するときまでわかりません。

燃料サーチャージ(燃油特別付加運賃)の場合には、ANAやJALでも事前に発表しているので

発券する月の燃料サーチャージを調べることである程度は把握することは可能です。

この記事では、航空券の税金と手数料がどのように構成され、

それらがどのように決定され、マイルで予約した航空券の

追加支払いにどのように影響するかについて詳しく説明します。

航空券にかかる税金や手数料はどうやって決まるのですか?

航空券の価格を詳しく知りたい場合は、

Google のフライト検索エンジンであるITA Matrixを使用するのが最適です。

たとえば、そこで日本航空(JAL)の羽田空港発ロサンゼルス行き往復の

フライトを検索すると、次の結果が表示されます。

ITA マトリックスで格安航空券を検索

ITA マトリックスは、特定の航空券の最安値の旅行日をできるだけ早く

簡単に見つける方法を知りたい人を支援することを目的としています。

まず、ITA Matrix Web サイトを開きます。

そこには、次の画面が表示されます。

入力に関しては難しいことはなく。

以下では、スクリーンショットに表示されているエントリの意味を詳しく説明します。

燃料サーチャージと税金を事前に把握

空港を検索

たとえば、東京の出発空港として単に「 NRT」と入力するのではなく、

「 NRT、HND」を使用すると、複数の空港を一度に検索できるようになります。

これは出発空港と目的地の空港の両方で機能します。

ただし、ロサンゼルスには日本からの便はロサンゼルス国際空港のみになり、

今回は「HND」と「LAX」のみで検索しています。

航空会社またはアライアンスを指定する

利用する航空会社がある程度決まっている場合は、

特定のアライアンスのみ表示することができます

また、航空会社を指定することも可能です。

たとえば、「ALLIANCE star-alliance 」では、

検索をスター アライアンスのフライトに限定します。

その他は「ALLIANCE oneworld」と「ALLIANCE skyteam」です

予約クラスを指定する

燃料サーチャージと各種税金のみを知りたいときやマイルによる特典航空券では

必要はありませんが、クラス指定をすることで空席と価格がわかります。

検索結果

必要事項を入力して検索するすると

今回はJALをしていましたので、その必要に運航するJAL便の一覧が表示されます。

燃料サーチャージと税金を事前に把握

この画面で左端の価格をクリックすると

燃料サーチャージと税金の内訳

このように航空券代の他に各種料金が表示されます。

この例では航空券代は176、000円

残りの86、120円が燃料サーチャージと各種税金になります。

特典航空券の場合に予約クラスに関係なく、上記の金額がマイルとは別に必要になります。

燃料サーチャージと税金を事前に把握 各種項目内容

各種項目の内容は上から

米国 APHIS 旅客料金 旅客 (XA)570円

日本旅客サービス施設使用料国際(SW)2,950円

米国税関利用料(YC)1,100円

米国移民利用料 (XY)¥1,070

日本国際観光旅客税(TK)1,000円

運送業者が課す追加料金(YQ)¥71,100

米国国際到着税(米国)6,780円

米国旅客民間航空保安サービス料 (AY)860円

米国旅客施設使用料 (XF)690円

になります。

燃料サーチャージと税金を事前に把握 まとめ

燃料サーチャージと税金の内訳を見ると、やはり燃料サーチャージの割合が非常に大きく

それ以外の費用は15、020円になります。

ANAやJALは特典航空券の発券時に燃料サーチャージが必要なので、負担は大きいです。

反対にアメリカ系の航空会社であるユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空は

燃料サーチャージを必要としていません。

また、アジア系ではシンガポール航空が自社便の場合に燃料サーチャージを徴収していません。

今のように燃料代が高く、負担が大きいときには燃料サーチャージを徴収しない航空会社の

マイルをためることも選択肢として考えたいものです。

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